私の住む街には昭和レトロなアーケードがあります。(たまにテレビで紹介されることもあります!)
この土地に住み着いて16年になるけど、今日初めて旦那とアーケード内にあるラーメン屋さんへ行ってきました。
70代くらいのご夫婦が経営されているラーメン屋さん。メニューも豊富で、中でもチャーハンが評判。お昼時に入店したので、ちょうど腹ペコ仕事人の方々でごった返していました。
あちこち飛び交う注文の声。それを聖徳太子のように聞き分けるお母さん。活舌良く復唱して間違いの無いよう確認。そして厨房のご主人へ伝えて調理開始。あうんの呼吸で流れるような仕事ぶりに見惚れてしまいました。
ご主人が作ったものをお母さんがお客さんの元へ運ぶ。お客さんはうれしそうな顔をして、評判のチャーハンを頬張る。「美味しい!!」と感嘆の声があちこちで聞こえる。
令和の時代に、こんな光景見たことあります???何でも効率化して、オーダーも携帯やタブレットから、配膳はロボットがやってくれる。そして、お会計は現金NGのお店が増えてきた。
アラフィフの私は、外食する度に衝撃を受け、戸惑っていました。
だけど、今日行ったお店は昭和の古き良き時代のまま。なんだかとても居心地が良くて、出てくる料理も美味しくて。長年ここに住んでいて、ずっとアーケード通りを素通りしていた自分を叱り飛ばしたいくらい。
また近々行きたいな~♪