匂いの記憶

日常

昨日の夕方、公園の近くを散歩していると、どこかのお宅から玉ねぎを炒める匂いが漂ってきました。はぁ~、なんだかとても懐かしい匂い。夕飯はコロッケかなぁ、ハンバーグかなぁと期待しながら想像する時間。幼少期の記憶が蘇ってきました。懐かしい母の手料理。大好きなコロッケやハンバーグ、オムライスなどよく作ってくれました。豊かではなかったけど、食卓は明るかったなぁ。
そして、今朝、窓を開けるとご近所さんから魚の煮つけの匂いがただよってきました。お!!これも懐かしい記憶!これまた幼少期の記憶なのですが、週末の夕飯は父が魚料理をするのが定番でした。
子どもだった私は魚が苦手で父が台所に立って鍋に「醤油+みりん+酒+砂糖+しょうが+魚」を煮ているのが憂鬱でした。(笑)「魚かぁ・・・」と、今思えば罰当たり者ですが、子どもだった私は白ごはんにふりかけをかけて魚はパス!なことをしていました。
あれから40年も経つと魚の煮つけの美味さに目覚め、あの頃の私を叱り飛ばしたい気分です。
遠く離れた実家両親は健在ですが、帰省の度に昔と変わらない手料理をふるまってくれると「この両親の子供に生まれてこれて幸せだなぁ」と噛みしめながら料理をいただいています。
コロナ騒動で3年も帰省できませんでしたが、今年の夏は帰省できたらいいな~。
・・・と、料理の匂いで昔のことを思い出しました。匂いの記憶って嗅いだ瞬間にタイムスリップできるので、不思議ですね。

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