センスがなくても・・・

日常

2学期が始まったらすぐに中間テストが始まる・・・
高校受験は、中3の2学期の成績が重要になってくるので今までの定期テストとは緊張感が違うのよね。
親がガーガー言ったところで、本人のやる気が無ければお互い疲れるだけなので、つかず離れずの距離感で見守っている私。

だけれども。

のんびり屋の息子は「やってるよ~」というばかりで、やってる姿を見たことが無い(笑)。
みんなが寝静まったころに起きてやっとるんか???そんな形跡はないけどな(笑)。
絶賛成長期中だからか、日々眠たいらしい。
まるで布団と一体化した妖怪みたい。
寝すぎて脳みそ腐らんか?いうくらい寝ている。

息子の生活を見ているとヤキモキすることが多々ある。
小言も言いたくなる。

そして考える。

私が中3の頃はどうだったかな・・・
息子と似ていることに気付いた(笑)

先生の言われたことの本質を捉えられず、ぼんやり過ごしていたわ。
そう、受験のセンスがない子だった。
中3の冬休みくらいから猛烈に焦り始め、何度も過去問を解いた。
そして第一志望校に合格した。
センスがないから、数をこなしていくしかなかったわ~。
ゴリゴリ前進する戦車のイメージよ。

受験のセンスって、社会人になっても通じるところがあるように感じてね。
同じ会議に出席していても、センスある人は問題点をあらゆる角度から見ることが出来るのよ。
そして同時進行でタスクをこなしていく。
10手先が読めているというか。
だから目標達成速度がマッハなのよ!
特殊能力なのか?(笑)
そんな能力を持つ人が羨ましかったなぁ~

一度、スゴイ人に「なんでそんなに先が読めるんか?」と聞いたことがある。
そしたらね、
「物事を俯瞰するんだよ。そうすると問題点が浮き上がって見えてくる。」
っていうのよ!

そもそも「俯瞰する」とうことがどういうことなのかもイメージできず混乱している私に、スゴイ人は続けてこう言った。

「問題点ばっかりみるんじゃなくて、物事の全体を見るんだよ。」

なるほどなーと感動したのを覚えている。
センスあるなしは訓練すればある程度までイケるかもな!と希望の光が見えた瞬間でもあったわ。

それでね、飲み会の席でそのスゴイ人の受験話になった時の事。

「国語の長文読解なんてさ、問題を先にバーッと読んでから長文を読んでいくと答えが浮き上がって見えてくるんだよ。」

だって!!

もう、私には理解不能だったわー(笑)
もし私が同じことをやったとしたら・・・
長文を読んでいくうちに、肝心の問題が何だったのか忘れちゃってるからね!

そもそもスペックが違う。

とはいえ、センスやスペックが無くても、訓練次第でどうにかなる!

ということを息子に伝えようと思う。
(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

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